ある夜、俳句と出会った話

俳句ガールの記録

俳句と出会った夜

私が俳句と出会ったのは、ほんの数週間前のこと。

居酒屋で、お通しに蓴菜じゅんさい)が出てきました。

私「お、じゅんさいですね」

Aさん「じゅんさい?ってなんですか?」

私「秋田名産の・・・春?初夏?のおいしいやつです」

B「うーん、たしか夏の季語だったから・・・夏?」

私「じゅんさいって季語なんですか!」

B「ぬなわともいうね(歳時記を読みながら)」

私「なんですか!その本は!」

B「歳時記っていう、季語とその季語を使った句が載ってる本だよ」

私「なにそれ面白い」

B「実は、私俳人でして、俳人協会にも所属しています(俳人名刺を出しながら)」

私「俳人!?俳句なんて受験勉強以来見てないですね、俳句詠むんですか?」

B「会を開いて詠んだりしてます、会員も結構いますし」

私「ふーん、ともかくその歳時記に興味を持ちました、買います」

B「歳時記は季節ごとに巻が別れてるんですが、5冊あるんですよ、さて四季プラスあともう一つはなんでしょうか?」

私「えー??お正月ですか?」

B「正解!正月だけで一冊あって全部で5冊なんですね~」

 

―――

とまあ、こういった具合で俳句に出会ったわけです。

 

今度句会に参加してきますので、次の更新は句会レポートを予定しております。

それでは、また。